【案件担当をする方に】案件を長引かせないための注意事項
本ナレッジは、web制作案件において、納期遅れや作業期間が間延びして長引くことを防ぐことを目的とします。今後、案件担当として、お客様と直接やりとりをすることがある方は、ご一読いただけると幸いです。(経験による加筆修正も随時よろしくお願い致します。)
案件担当者の注意事項
1.素材や情報の期限を明記する
制作の際に、画像や原稿を新しく追加したい、または先方の都合で変えたいなどの場合、素材をいただく必要があります。
制作段階でそれをいただく期限を明確にしておかなければ、ずるずると素材待ちの時間が増え、制作期間が伸びてしまいます。
先方の都合なので、それが原因で納期が伸びてしまっても問題になる危険は少ないですが、そもそも期間がかかるとそれだけ新しい案件に取り掛かるまでが伸びてしまうので、利益の損失になります。
(例:
・制作開始の打ち合わせまでに、どの情報が欲しいかリストアップして、その期限を打診、進捗報告と同時にリマインド
・制作完了時に、修正を受け付ける期間をお伝えする。)
2.お客様に見せる前にいただいた素材や修正が制作に反映されているか必ず確認する
せっかく情報をいただいても、反映されていないのであれば、また「ここ変わってないんですけど、どうなってますか・・」などのお問い合わせをいただいてしまいます。
そうしたことが起きてしまうと、こちらから素材や修正内容など催促をする際に、こちらにも非があるため言いづらくなってしまいます。
3.言いづらいこと、困ったことは予測して相談する
・先方からの修正内容が多くて、制作が重くなっている・・
・素材をいただけていないが、強く言えない・・
・(先方都合で)納期が間に合わない可能性がある・・
そう言ったことが起きた場合(起きると予測できる場合)、すぐに森さんに相談する必要があります。
困ったまま抱え込んでいると、時間ばかり経っていくので、すぐに相談するよう、お願いします。
デザイナーの注意事項
デザイン担当の作業者にも、注意して取り組んでいただきたい点があります。デザイン担当と案件担当が別の場合は、デザイン担当に注意を促してください。
1.デザイン修正時は、どこを修正したのか必ず明記する
コーダーに修正したデザインを共有する際に、ぱっと見でどこが変わったのかわからない場合があります。特に、文言の修正はどこが変わったのか見落としてしまいがちなので、共有時にどこが修正されたのか、明記するようよろしくお願いします。(slackかXDのコメントで共有してください)
修正が反映されないと、お客様からご指摘をいただいてしまうので、その後のやりとりがしづらくなります。困るのは案件担当者であってデザイン担当ではないですが、責任感を持って取り組むよう、ご注意ください。
コーダーの注意事項
コーダー担当の作業者にも、注意して取り組んでいただきたい点があります。コーダー担当と案件担当が別の場合は、コーダー担当に注意を促してください。
1.最大限デザインを忠実に再現する
制作完了の際に、デザインが再現されていない場合、「もらったデザイン案と違う・・」といったご指摘をいただいてしまう可能性があります。
仕様上仕方ない部分もあるかと思うので、100%とは行かない場合もあるかと思いますが、最大限デザインに寄せられるよう、よろしくお願いします。
どうしても実装が難しい部分は、デザイン担当に相談して代替のデザインや機能性を模索してみてください。